消えろ内出血!!

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2024/05/31

身体をぶつけたときや、注射の後などに起こる内出血。年々内出血が消えにくくなり、色素沈着してしまったり…本当に気が滅入ってしまいます。私も転んでできた内出血が消えなくて、消えろ消えろと毎日念じてます。今回は、そんな内出血を早く消す方法をお話ししようと思います。

・内出血による青あざ(うちみ)ができる仕組み
内出血は、その名の通り皮膚の内側で出血が起こってできるものです。
皮膚の下には、目に見える血管だけでなく、さらに細かい毛細血管が網目のように広がっています。毛細血管の壁はとても薄いため、外側から衝撃が加わると破れてしまい、破れた血管の壁から出た血液は、じわじわと周りの組織に広がります。その状態が、赤血球の状態や光の影響を受けて、青色から紫色見えるようです。ぶつけやすい腕や足、顔などは比較的皮膚が薄いため、内出血が目立ちやすくなります。
また、血液をサラサラにする薬を服用されている人はぶつけたりしていなくても内出血してしまう可能性があります。
その他にも、病院で受けた採血や注射の際に内出血をしてしまったという方も多いようで、注射の際に内出血が起こってしまう原因も上記同様、注射などの針が血管の壁を破ってしまった場合や、針を抜いた後の止血が不足していた場合などに起こります。
注射のあとを止血するポイントは、皮膚に対して垂直にしっかりと圧迫することです。また、時間は5分程度を目安にしましょう。

あざを早く治す「RICE処置」
4つの処置の頭文字からとったもので、あざを早く治すことにつながりますのでぜひ参考にしてください。
* R…Rest 安静
患部の腫れや痛みなどをおさえるため、横になったりして安静にします。
* I…Icing 冷やす
氷で患部を冷やします。湿布や冷却シートには深い部分まで冷やす効果はありません。数日間は湯船に浸かって温まるのは避けましょう。あざができてすぐは炎症が起こっているため、温めると血流がよくなって悪化しますので、軽くシャワーを浴びる程度にするのがおすすめです。また、マッサージも患部への刺激になるので避けてください。
* C…Compression 圧迫
包帯やテーピングで軽く圧迫します。
* E…Elevation 挙上(きょじょう)
患部をできるだけ高い位置におきます。

初期対応によって内出血の治りの早さが決まるようです。転んだり、ぶつけたりした際には慌てず痕が残らないようにしっかり対応しましょう。

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