2016/12/19
人工関節検診センターとして、関節の痛みやリウマチの治療、理学療法士によるリハビリも行えます。
循環器領域を中心とした一般内科や特定検診まで幅広く診察を行っています。
ご確認のお願い
※診療時間の変更や臨時休診の場合がございますので、受診の際は事前に各医療機関へご連絡の上、確認をお願い致します。
診療時間 | 9:00~13:00 14:30~18:30 |
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休診日 | 木曜・土曜午後、日曜・祝日休診 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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09:00 - 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
14:30 - 18:30 | ● | ● | ● | ● |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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09:00 - 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● |
備考 | ※受付は診療終了の30分前となります。 |
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高松市中心部、番町に平成26年4月開院しました。
外観はカフェやレストランを思わせるような佇まいの番丁クリニックは「人工関節検診センター」というものが特長のひとつです。
「人工関節検診センター」というとまだまだ聞きなれない方が多いかと思います。
人工関節とは金属やセラミック、ポリエチレンなどでできていて、変形やリウマチで関節の痛みの原因となっている部分を取り除くので、「痛みを取る」効果が大きいものです。しかしながら、これらにはメンテナンスが必要になります。人工関節の寿命は15年~20年といわれているそうですが、身体条件や日常生活によって変わってくるので、違和感を感じた際の相談や、日常の定期的な検診が必要になります。
院長先生は、高松赤十字病院で人工股関節・人工膝関節を専門にし、多くの症例を見てこられました。
その経験を生かし、人工関節の定期的なフォローアップのため、定期的な検診の必要性・気軽に相談して欲しいという思いで、人工関節検診センターというものを掲げました。フォローアップで重要になってくるリハビリに関しても、医院2階をリハビリテーション室としてやる気あふれる理学療法士の下でしっかりと行うことが出来ます。
「痛みが取れて、歩けるようにするのが人工関節」という目的のもと、高松赤十字病院や香川県立中央病院などと連携を取って人工関節の診断・治療に尽力しています。「関節の痛みを感じた際は、治療の道しるべを作ってくれる医院」として専門家の立場から相談に乗ってくれます。
一方、副院長先生は小松島赤十字病院のサテライト病院的立場にある循環器専門病院で、高血圧、虚血性心疾患、不整脈などの治療に取り組んでいた経験を生かし、一般内科はもちろん胸痛、動悸、息切れ、めまい等の症状に対応してくれます。
診療内容は整形外科、内科、リウマチ科、リハビリテーション科と幅広く行っていますので、「何科に行ったらいいか迷った際は一度診察を受けに来て欲しい」というモットーのもと、医師2名がそれぞれの専門を生かし治療を行っています。そのための設備として、オープン型のMRIの導入など設備面も充実しています。
近隣には教育施設も集中していますので、部活などで足を痛めたり、体調が悪くなった際にもすぐに診察できる場所にありますので、通いやすさという面も非常に助かる部分ではないかと思います。
風邪などの一般内科診療や特定検診についても行っていますので、まずは気軽にお問い合わせください。
日本整形外科学会専門医
日本リウマチ学会専門医
日本リハビリテーション医学会認定医・専門医
日本リウマチ学会 評議員
日本人工関節学会 評議員
日本リハビリテーション医学会 代議員
この度、15年にわたる高松赤十字病院での勤務を経て、高松市番町で開業させていただくことになりました。
私はこれまで徳島大学を卒業後、主に関節外科を専門とし、特に股関節及び膝関節の人工関節手術に従事し、研鑽を積んでまいりました。
その経験を生かし、人工関節手術後の定期的なフォローアップの重要性を啓蒙するとともに、人工関節手術前後の患者様の相談役となれるよう、「人工関節検診センター」として貢献したいと考えております。
また一般整形外科患者様はもとより、リウマチ患者様やリハビリテーションが必要な患者様の診断・治療において地域医療の中心を担ってまいります。さらに近隣の診療所・病院と積極的に連携をとり、よりよい医療と質の向上を目指しております。
●専門領域
整形外科(特に関節外科)
●所属学会
日本整形外科学会,日本股関節学会,日本人工関節学会
日本リウマチ学会,日本関節病学会
日本リハビリテーション医学会等
昭和61年 | 徳島大学医学部医学科 卒業 卒業後、徳島県立中央病院、徳島大学医学部などで整形外科医員として勤務 |
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平成8年 | 県立津田病院整形外科医長 |
平成11年 | 高松赤十字病院整形外科 勤務 平成12年4月より整形外科副部長として平成20年6月まで勤務した後、7月より平成26年3月までリハビリテーション科部長を務める |
平成26年 | 番丁クリニック 開業 |
マークの写真には、コメントが付いています。
A
人工関節手術後に異常が発生しても、自覚症状が出るのは実はかなりひどくなってからです。自覚症状がなくても、レントゲンで人工関節手術後の異常や変化が見つかることはよくあります。良くない状態で放置し症状が進行すれば、再置換手術もとても難しくなりますので、早期発見のため検診は欠かすことはできません。
A
時間が経ってよくみられるのは、人工関節のポリエチレン部分で起こる摩耗です。
再手術の原因の大部分が摩耗に起因しています。摩耗がひどくなれば再手術の対象になりますが、早ければ必要な部品を取り替えるだけで済みます。
ただし放置しますと人工関節のゆるみが出てきて、人工股関節そのものを入れ替える再置換術が必要になります。ですから早め早めに異常を見つけて、手術の時期を決めていくことが大事です。活動性の高い方は摩耗がひどくなりやすいので、気をつけていただく必要があります。
A
一昔前は10年程度といわれましたが、今は活動性の違いにもよりますが、15年~20年は問題ないと思われます。また上手に使えば30年程度はもつと思われます。
A
誤解されている方がまだまだ多いと思いますが、よく「人工関節にしたら痛みは取れるかもしれないけど、歩けなくなるんでしょ」というようなことをいわれる方がいて、驚くことがあります。周囲にいろいろいわれたり、風の噂というんでしょうか、あまり良くない話を耳にしてしまうと、それをつい信じてしまうということがあるようです。一人で悩んだり抱え込まず、まずは何でも相談していただければと思います。それにより心配事も解消できるはずです。
A
もちろん不安はあると思いますが、人工関節手術をされる患者さんは痛みのために長く日常生活に支障をきたしていることが多く、そういう方はこれからを活動的に過ごしていきたいという思いが強く、手術に踏み切るわけです。
一般的に人工関節手術は高齢者で行うことが多く、膝関節の人工関節手術は70歳以上の方が大部分です。しかし股関節の場合は元来の股関節脱臼や股関節の形成不全が原因で人工関節手術をすることが多く、若くして関節障害が進行し、40歳代や50歳代で手術に至ることもよくあります。となると30年、40年と人工関節と付き合っていただくことになりますので、きちんと定期検診をしていただく必要性があると思われます。
A
「痛みを取って歩けるようにする」のが人工関節手術であり、人生において役立つものだということを、ぜひ知っていただきたいと思います。
もし周りに歩けなくなったという方が仮におられたとしても、なんらかの理由があるはずで、それに対処する方法は当然あります。理由なしに歩けなくなるということはありません。安心して人工関節手術を受けていただき、それとともに定期検診を行っていくことで早め早めに異常を察知するということを啓蒙していかなければと考えています。
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受付
ホテルの受付のような高級感のある受付になっています。
向かって左手奥がお手洗い、右手側が待合・診察室となっています。