記事作成日:2023年6月22日

中四国の介護福祉士計15人が初となる「認定介護福祉士」の資格を取得!

岡山・香川の介護福祉士15人が「認定介護福祉士」の資格を取得しました。
 
中四国地方では初の認定となり、在宅・施設ケアの向上が期待されています。
 
そこで今回は、認定介護福祉士について詳しく紹介していきましょう。
 

「認定介護福祉士」とは?



認定介護福祉士とは、一般社団法人 認定介護福祉士認証・認定機構の民間資格です。
 
介護福祉において、在宅ケア・施設問わず、さまざまな環境や利用者に対応し、より質の高い介護実践、介護職員への指導、地域包括ケアシステム等に対応するための知識やスキルを高めます。
 
認定介護福祉士の位置づけは、「介護職員初任者研修→介護福祉士実務者研修→介護福祉士→認定介護福祉士」の順に最上位です。
 
2015年12月に認証された比較的まだ新しい資格ですが、資格取得者数は徐々に増えています。
 

認定介護福祉士と介護福祉士の違い



介護福祉士が認定介護福祉士になると何が変わるのか。

両者の具体的な違いについて、資格面・仕事面から見ていきましょう。

 

ー資格面ー

まず、介護福祉士は国家資格ですが、認定介護福祉士は民間資格となっています。 介護福祉士になるには、介護業務に関わる実務経験が3年以上が必要となり、国家試験に合格しなければなりません。 認定介護福祉士には試験はありませんが、介護福祉士として5年以上の実務経験が必要です。なおかつ養成研修を受講し、修了・申請を行い、受理されてはじめて資格取得となります。

 

ー仕事面ー

介護福祉士は、身体的に不自由な高齢者や、精神的な障害のある方の日常生活をサポートを主に行います。 一方、認定介護福祉士は、主導者格の介護職員へサービスの質の向上を指導する立場としての役割や、介護職員やリハビリチームなどの連携やコミュニケーションを図る・マネジメントする立場・中核的な役割が求められています。

 

認定介護福祉士が増えるとどうなる?



昨今では、2025年の超高齢化社会に向け、介護福祉士のニーズが高まっています。
 
介護におけるケアの質を落とさず、増加する高齢者に対応するためには、認定介護福祉士の存在が不可欠といえるでしょう。
 
国としても、これから訪れる超高齢化社会に対して、介護職員や介護福祉士がキーパーソンとして位置づけています。
 
そのため、認定介護福祉士が増えると、ケア向上が見込めたり、働く人にとっては待遇面での向上も期待されています。
 

中四国地域のケア体制を底上げ



中四国地方で初の認定介護福祉士認定の報道を受け、岡山県真庭市介護老人保健施設「ゆうあい」介護長、菅原さんは「地域の高齢者サロンと介護事業所の連携を図ったり、事業所の職員同士が情報交換できる場を持ったりして地域のケア体制を底上げしていきたい」と話しています。
 
迫りくる2025年問題、超高齢化社会において、認定介護福祉士の活躍が期待されています。
 

【香川県丸亀市】社会福祉法人 真理亜福祉会 特別養護老人ホーム シャローム
愛と寛容のキリスト教精神に基づいた、お一人お一人の個性を大切にした中でスタッフとも信頼関係を築き、介護・保育を行っています。

 

【香川県高松市】まゆみの里 ショートステイセンター
「ともに寄り添い、支えあう介護」をモットーに、利用者様とスタッフが家族同様に支えあいながら生活を送っています。

 

【香川県高松市】ケアステーション桜町
「元気のパワースポット」を合言葉に、ケアステーション桜町ではお客様、家族様、地域の皆様に元気を発信しています。

 

【香川県高松市】訪問看護ステーション あんず
ご家庭を訪問し、医療的処置の実施や相談指導を通して、その人がその人らしくいられるようにご家族の想いにも寄り添って共に生活を支えます。

 

監修

あなぶきヘルスケア
事業部長  喜田 康生

 

平成17年にプランドゥ穴吹に入社。その後、地域の医療介護検索サイト「病院・介護ナビmilmil」を立ち上げ、サイト営業で多数の病院、クリニック、介護施設などを訪問。現在はあなぶきヘルスケアにて、広告コンサルティングを通じ、ブランディングなど幅広い視点から医療介護業界をサポート。

 


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